地産地消の家づくり

 

地元の木を使い家を建てるという事には、色々な意味や意義があります。

 

グローバルに展開してきた日本経済は今や行き詰まり、

国内の食糧や原材料の自給率は著しく低下しています。
経済システムは今、日本のみならず世界的に大きな転換期を迎えています。

地域を見直し、経済の立て直しを地域の活力から新しい流れをつくり出す必要があります。

木材だけではなく、食料などもそうですね。

安いけれど農薬や製法など不安な輸入ものより、生産者が見える地元のものが

安心安全で輸送などの無駄なコストもかかりません。
大手の、安価な輸入材を使う家づくりと違い、わたしたちは地域の資源を活用して、

地域の職人によって家づくりを行い、地域内でお金が回る地域循環の環を広げる

家づくりを実践しています。 

 

地産地消へ意識を高める取り組みは、これからも積極的に行っていきます。

 

 

 

三河材とは

 

雨の多い地域で育った木は湿気に強く、寒い地域で育った木は寒さに耐えます。

外国の木よりも国産材。

国産の中でも特に地域材を使うことが、最もそこの気候に合い、経済面、質、ともに効率が良いのです。

当社ではそういった考えのもと、一軒の家の80%以上は三河材、

100%国産材を使用しています。

三河材の家造りを始めて40年、改めて三河材の木の目の優しさ、

あたたかさを実感します。

皆様にも是非、この三河材の良さを体感していただきたいと思います。

 

愛知県の東に位置する三河地方。

中でも長野県・静岡県と隣接する奥三河地方は、愛知県の中でも最も森林の多いところです。

この地域は、豊川・矢作川流域を中心として、温暖な気候と豊かな土壌に恵まれています。

そこで育った三河杉は、光沢のある赤味と美しい木目で、鴨居や

天井板などの高級材として利用され、三河桧は"柱"を中心に、狂いのない

「素直で使いやすい」高品質の製品として利用されています。

この身近な山林の木材を利用することは、その地域の環境を守ることにつながります。

自らの手でより良い環境を守るためにも、先代が苦労して我々のために残してくれた"木"という財産を有意義に利用するためにも、地元の木材である三河材を使ってみることを考えてはみませんか?


  

創業40年の信頼と技術

 

「木の家」が見直されている近年ですが、ただ木を使えば良いというわけではありません。

材を生かすことのできる職人の知恵と技術がなければなりません。

当社では従業員として抱える大工が13名。

熟練大工と若手大工でコンビを組み、日々大工の技術を伝承、磨きをかけています。

一つ一つ材のクセや木の目、乾燥の程度を確かめながら造り上げていく家は、年月と共に美しさを増し、世代を越えて住み続けられていく強さを

持ちます。

材の良さを生かすことが、結果的に高耐久で味わい深い住空間を創り出すのです。

 

 

自然素材をふんだんに

 

左官塗り壁は日本の木造建築において、伝統的にごく当たり前の工法でしたが、最近ではその手間が敬遠され、あまり用いられなくなりました。

弊社のこだわりの一つが、土壁です。

地域の気候風土を知り尽くした伝統の工法は住む人に優しく、快適な空間をつくります。

 

丸山建設の土壁  
①小舞
画像の通り竹ではなく木舞です。弊社も過去には竹でしたが、虫がでたりして今は小貫に縄を捲いた下地です。この土壁下地は小貫に縄を巻きつけたモノで、この上に土壁をぬり荒壁、中塗り、仕上げをします。
小舞 小舞 小舞
②荒壁
中央の画像は土壁を塗っているところ。この土はネカシが利いていてとてもネバリがあります。土壁の下地、木小舞を打った上に土壁を塗ります。中・外両面に丁寧に塗っていきます。
荒壁 荒壁 荒壁
③乾燥
画像は荒壁を塗ったところです。
ここからしばらく乾燥を待ちます。
乾燥 乾燥 乾燥
④中塗り、仕上げ
更に中塗りをして、珪藻土や漆喰で仕上げを行います。
仕上げ 仕上げ 仕上げ